STORY
メンマができるまで

すべての始まり
家の前に広がる竹林。
昔からそこにある、見慣れた景色でした。
でも竹は、切っても切ってもまた伸びてくる。
気づけば手を入れることも大変になり、
いつしかその竹林は、
少し頭の痛い存在になっていました。
それでも毎日、家の前にある。
なくすことばかり考えるのではなく、
この竹だからできることはないだろうか。
そしてある日、ふと思ったんです。
「この困りごとの竹林を、
資源に変えられないだろうか。」
今思えば、
この小さな発想がすべての始まりでした。
竹を「活かす」ということ
竹を“なくす”のではなく、
竹を“活かす”。
そう考え始めてから、
毎日見ていた竹林が少し違って見えるようになりました。
何かに使えないだろうか。
誰かに喜んでもらえるものにならないだろうか。
そんな中で出会ったのが、
竹を発酵させて「めんま」にする方法でした。
食べることで、竹を消費していく。
「これなら、この竹を活かせるかもしれない。」
ずっと困りごとだった竹林に、
初めて違う可能性が見えた瞬間でした。
思いつきを、形にする
でも、
「めんまにしよう」と決めたからといって、
すぐにできるわけではありませんでした。
竹を切り、皮をむき、茹でる。
塩漬けにして発酵させ、塩を抜き、味をつける。
ひとつひとつ手をかけながら、
何度も試していきました。
昨日まで家の前に立っていた竹が、
少しずつ姿を変えていく。
そしてようやく、
「ちゃんと、めんまになった。」
困りごとだった竹が、
誰かに食べてもらえるものへ。
小さな思いつきが、
初めて形になった瞬間でした。

そして「めんま竹造」へ
始まりは、本当に小さなものでした。
「家の前の竹林を、どうにかしたい。」
そこから竹の見方が変わり、
試行錯誤を重ね、
やがてひとつの商品になりました。
家の前にあった竹が、
今は誰かの食卓へ届いていく。
あの時、ただ困ったものとして
片づけていたら生まれなかったもの。
困りごとにも、
見方を変えれば新しい価値がある。
そんな想いから生まれた「めんま竹造」。
ぜひ、お召し上がりください。